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退職教師の日本史授業

パワーポイントを用いて作った教材(主に日本史)を紹介します。その他、退職後の生活あれこれも。

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賀茂川の水、双六のさい、山法師 

院政

院政のスライドの第3回。今日は院政のお話の続きです。

院政のスライドはこちらから。

インターネットエクスプローラ9以上では、レイアウトが崩れて見えるようです。その場合は、互換モード(F12を押してブラウザモードを互換モードにする)でご覧ください。

この教材はパワーポイントで作成しています。PPTファイルの閲覧にはPowerPoint Viewerが必要です。
ダウンロードはこちらから。

私はインターネットエクスプローラーを使用しています。グーグルクロームを使うと、スライドが一部きちんと表示されないようです。(グーグルクロームを使ってはじめてわかりました)グーグルクロームをお使いの方、またうまく表示されない方、申し訳ありません。

前回は、白河天皇が院政を始め、白河上皇(法皇)になったところまででした。
白河の「賀茂川の水、双六のさい、山法師、是ぞ朕の心に随はぬ者」という言葉の紹介で終わってしまいました。
この言葉ですが、院政を始めて権力を手にした白河が、私の思うようにならないのは、賀茂川の水の流れと、双六をするとき使うサイコロのめと、僧兵(僧兵については、また詳しく説明します)だけだということです。藤原道長の「望月の欠けたることもなしと思へば」に似ているかもしれません。川の水の流れは、いくら強い力を持つ上皇でもどうにもできませんし、サイコロのめを好きなように出すことは無理でしょう。また、当時延暦寺や興福寺の僧兵は、神木を押し立てて都に現れ、自分たちの要求を押し通しました。神の宿った神木に誰も手を出せませんから。だから僧兵も朕の心に随はぬ者です。

しかし、賀茂川ですが、今の賀茂川からは想像できませんが、当時この川は氾濫を繰り返していたそうです。それで、都はずいぶん被害を受けたとか。朕の心に随はぬ川の流れは、この氾濫を指していたのではという説もあります。

また、双六のさいですが、これは当時巷で流行していたバクチを指しているという説があります。民衆のバクチの流行は、為政者にとっては、おもしろいものではないでしょう。ですからこのバクチの流行をどうにかできないかという意味ではないかということです。

ついでに僧兵の話をします。武士は荘園が国から半独立するような存在になったので、自衛するために登場したものだという話はしましたが、大寺社も多数の荘園を持っています。その荘園を守るために僧兵が生まれたといっていいでしょうか。雑役を行う下級僧侶のなかには、腕力には自信のある者もいたでしょう。そうした者を僧兵として組織しました。

有名なのは興福寺の僧兵、これを奈良法師といいます。もうひとつ延暦寺の僧兵、これを山法師といいます。ついでにもうひとつ園城寺の僧兵は寺法師です。当時は神仏習合の影響で、興福寺は春日神社と、延暦寺は日吉神社と関係が深かったんです。それで奈良法師は春日神社の神木を、山法師は日吉神社の神輿を押し立てて都にやってきて、自分たちの要求を通そうとしました。上にも書いたように、みんな恐れて手出しができなかったのです。そんなことにかまわず手出しをしたのが平清盛です。

僧兵は、古代国家の最後、このあたりだけに登場する存在です。

もうしばらく院政の話が続きます。


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学生時代を京都で過ごしたので
賀茂川は散歩道であり、デートコースでありました。
今の賀茂川からは「氾濫」「洪水」というのは
想像しがたいのですが
当時は暴れ川だったようですね。

この季節の賀茂川はミヤコドリでいっぱいです。

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よっちん #WeUJiN46 | URL | 2012/02/10 20:11 * edit *

よっちんさんへ

よっちんさん、こんばんは。
学生時代を京都でとはうらやましい。
たしかに今の賀茂川からは氾濫は想像できませんよね。
冬の京都はあまり経験ないので、行ってみたいです。

YUMI #- | URL | 2012/02/10 21:14 * edit *
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