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退職教師の日本史授業

パワーポイントを用いて作った教材(主に日本史)を紹介します。その他、退職後の生活あれこれも。

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プレゼン型授業(2) 

このブログで紹介しているプレゼン型の授業に対し、生徒たちは次のような感想をよせてくれました。

生徒たちは、今までプレゼン教材を活用した授業に触れる機会がほとんどなかったため、4月に授業を初めて受けた当初は戸惑いが大きかったと思います。平成22年4月に実施したアンケートでは、半数の生徒がプレゼン教材を活用した授業に興味を示しましたが、15%近くの生徒は興味がないと答えていました。しかし、学年末に実施したアンケートでは、「この形式の授業は吸収できる情報量が多く、多い情報も、画像等と結び付けて覚えることで、より印象に残る」「手元の資料集で小さな写真で見るよりも、大きな画面は見やすいし、印象に残る。歴史の流れが非常にわかりやすかった」「新しい学説に触れることで、今まで知っていたことも、ちがう側面から見ることができ興味深かった」「説明が十分に聞ける。また、絵の細かいところまでよくわかる」「この授業を通して、改めて歴史の面白さと難しさを感じられた。『見る角度によって違って見える歴史』も本当に面白かった」「この授業を受けて、自分の考えが一方からしか見ていなかったことに気付き、歴史のみならず、様々なものごとを、多方面から見ることの大事さを知った」等の回答が多数あり、多くの生徒がプレゼン教材を活用した授業に賛意を表し、教師側が意図したことを理解してくれたことがわかりました。

これらの感想は、私にとっては大変嬉しく、励みになるものでした。こちらが意図したことを生徒たちがここまで理解してくれるとは嬉しい驚きでした。と言ったら生徒に失礼ですね。生徒は、教師が考える以上の力を持っています。

とは言っても、こうしたプレゼン型授業を行うのは、そう簡単ではありません。
教材の作成も1回2回の単発的なものならともかく、年間を通じてとなると、けっこうしんどい仕事になります。また、今はどこの学校にもPC、プロジェクター、スクリーン等はありますが、日本の公立の学校の場合、教師が教室に赴いて授業をするのが普通です。しかし、上記の機材をいちいち教室に運ぶのは大変だし、また、機材を設置するだけで50分の授業の何分の1かを使ってしまいます。私は幸運にもそうした機材を設置できる教室を常時使うことができたので、朝機材を設置すれば、生徒がそこに来てくれるという状態でした。
また、40人の生徒に見せるには、相当に大きなスクリーンも必要になります。

そうした大変な面もありますが、私はそれでもやる価値のある授業形態だと思っています。

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プレゼン型授業について 

プレゼン型の授業を始めたきっかけについて、少し説明させて下さい。

早期退職をした理由は、持病があるからなのですが、60歳の定年まで勤めるのはちょっときついなと思い始めた数年前、何かもっと生徒のためにできることはないかと考え、パワーポイントで作った教材を、プロジェクターを使ってスクリーンに映し出すという方法に行き着きました。

プレゼン型の授業は、遺跡・史料・学説等豊富な情報を構造的に示し、視覚に訴えることにより、生徒が体験的に学習できると思いました。
また、スライドから読み取ったことを論述させることにより、学習内容を自分で再構築することで理解を深め知識を確実なものにすることができると思ったのです。
内容を図解で示すことにより、生徒がその内容を読み取ることで、論理的な思考力を向上させることもできると思いました。

生徒が日本史の魅力を感じることができる効果的なプレゼン教材を作ることにより、歴史的事象の課題に生徒が意欲的に取り組むようになればと思い、更にクラスを5人程度のグループに分け、単元ごとに、生徒自身が興味をもった研究課題に取り組むということも行いました。テーマを設定し、グループで協力して情報収集・考察・協議・プレゼンテーションをするものですが、それぞれの班が工夫し、努力をし、良い発表となったと思います。

生徒が、学習に対しモチベーションを高め、意欲的に取り組むためにプレゼン型の授業を行ってきましたが、これは生徒が学習するための内なるエネルギーを育てるための授業改革だったと考えています。

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